ヴァルジャン・クィヅツ

ヴァルジャン・クィヅツ

孤独な生い立ちと高潔な精神を持つ王


セスタンに次ぐ強国、クィヅツの王。29歳。
両親を幼い頃に亡くし、叔父に王位を簒奪され、その際に片目を失った。
その境遇にも負けず、王位を取り戻し、賢王として国民からたたえられる。

恵まれない生い立ちだが心は優しく、人の痛みを理解することの出来る男。
しかし、自分にとっての特別を迎えることに恐れがあり、いまだに妃を持っていない。

急に現れた城と主人公にも警戒はしているものの、必要以上に冷たく接することはない。

「なるほど……君には、君の事情があるのだな。私に出来ることは、協力しよう」