STORY

前作、「めるへん」の世界から早×年――。


主人公は私立翠宮(すいのみや)学園に通う三年生。
なんてことの無い毎日を過ごしていた主人公は、突然目の前に現れた少女にさらわれる。

「見つけた、あたしの新しい玩具――!」

少女はコーディリアと名乗り、更に自分は「偉大なる第一世界の魔女」と名乗った。
少女に連れてこられたのは、見覚えの無い世界。
そして、主人公を取り巻くのは呪いをかけられた5人の青年たち。

「ゲームをしましょう。この【メルト・ヘヴン】での一ヶ月で、
誰かの呪いを解けたらあなたの勝ち。
解けなければ、あたしの勝ち」

楽しげに笑う魔女に、主人公は問います。
「もしも負けたら――?」。
魔女は、楽しげに笑いました。


「決まっているじゃない。――あなたはあたしが飽きるまでの永遠を、あたしと過ごすのよ」



――こうして主人公の、とんでもない一ヶ月が始まったのでした――

SYSTEM

「――君が思うほど、簡単なことではないんだ」



「それでも、僕はきっとなんとかなると信じている」



「何もかもわからないのは、お前だけじゃない……!」



「此処を越えれば、なにかがわかるの? 本当に? それは、真実なの?」



「それでも……僕は……こわい……」





「ねぇ、遊びましょう。永遠に、あたしの、あたしたちだけの箱庭で」



【めるへん2】は前作めるへんとおなじ【おとぎ恋愛ADV】です。
行動を選択し、会話をすることで親しくなります。


しかし、今作は前作と違い、周回が前提のシステムとなっております。
一週目では見えなかった真実が、二週目からは解放されるでしょう。

そして今作でも大きなキーワードとなるのが【嘘】。
ただし、前作のように全員が嘘をついているとは限らない……?
シナリオの中に隠された、大きな嘘を見つけたとき、
貴方は一体どういう行動をとるのでしょうか……。