神に愛されし人間・『帳誘うもの』(とばりいざなうもの)。
帳誘うものは眠りと安寧の女神・アル=ルゥの力を得た人間です。



その力は【安寧のとばり】。もたらすものは【眠り】です。
力は彼女がいる国・都市・村の中限定で、時間を狂わせ夜をもたらすこと。
広さは関係なく、国、都市、村単位です。
彼女が祈り続ける間は、夜が明けることはありません。
また、人を強制的に眠りにつかせることもできます。
この眠りは、うた持つものや月女神の娘などがもたらすことのできる
『自然な眠り』ではありません。
帳誘うものが望まない限り、延々と眠り続ける力。うた持つものなどが
もたらす眠りは、次の朝がくれば終わる眠りですが、帳誘うものの
もたらす眠りは、終わることがありません。
眠っている間は、年を取ることもなく、飢える事もなく、そのままの見た目で
時を過ごすことになります。
また、この眠りは『帳誘うもの』本人が死亡しても続く、神に愛されし人間の
中でも特殊な力です。
ただし、この『眠り』は一人にしか使えないため、同時に何人も眠らせることはできません。



非常に使い勝手の悪い力、といわれており、神に愛されし人間の中でも
最も格が低いものとして扱われます。
ただ、彼女もやはり力が暴走すると、周囲に明けぬ夜をもたらすこととなるので
扱いは慎重になります。



しかし、10種を数える『神に愛されし人間』の中で唯一自分の死後も残る
力を行使できる帳誘うもの。
もしも彼女が同時に『天地千年の瞳』(未来透視能力)を持ったならば。



アル=ルゥの神格も、神に愛されし人間としての格も低めです。