第二世界言語講座

「緩やかに紡ぐ月祈の謳」シリーズで使われている第二世界言語の講座です。

プレーチェとエトワールの楽しい第二世界言語講座



【プレーチェ】「プレーチェと!」
【エトワール】「エトワールの!」
【プレーチェ】&【エトワール】「楽しい第二言語講座ー!!」


〜第一回〜


【プレーチェ】「はじめましての皆様も、お久しぶりですの皆様もこんにちは! 貴女のプレーチェなのです!」
【エトワール】「同じくエトワール・シエルです! 今回は『神姫』完成記念、第二世界言語講座をおこないまーす!」
【プレーチェ】「今回の教師役は星巫女として第二言語を叩き込まれたエトワールです。よろしくお願いするのです」
【エトワール】「いえいえこちらこそ! まず、第一回では第二世界言語の基本的なことをご説明いたします」
【プレーチェ】「基本的なこと?」
【エトワール】「はい。まず、第二世界言語は、わたしたちの世界では『古神言魂(フルキカミノコトダマ)』と呼ばれています。
まぁ、普段は『いにしえの言葉』だとか『古い言葉』、または『神の言葉』と言われていますね」
【プレーチェ】「フルキカミノコトダマなのですか〜、仰々しいですね」
【エトワール】「はい。そして、ここ大事です。『古神言魂』は実際に使われていた言葉ではありません
【プレーチェ】「どーゆーことなのですか?」
【エトワール】「この言語は、元々神が奇跡を起こすのに使ったと言われるもので、英語や日本語などのように日常生活で使われていた言葉ではないのです。その為、単語の数が異様に少ないのに、祈りや願いに関する単語の割合は多いのです。ここテストでますよ。
昔は単語一つ一つに奇跡を起こす力が備わっていたそうなのですが、神の力が弱まるに連れて、単語を組み合わせて文を作って奇跡を起こすようになりました。
そして神の力が殆ど影響しない現在では、『神に愛されし人間』のように、ごく限られた力在る人間が『単語を組み合わせて文を作る』ことでようやく奇跡を起こすことが出来るんです」
【プレーチェ】「……なんかもっとスマートな説明の仕方はないのですか?」
【エトワール】「文句は中の人に言って下さい。
また、『奇跡を起こす』他にも、『とても強い思い』の表現方法としてもこの言語は使われます。
たとえば結婚式での誓いの言葉などにも使われますね。絶対に破らないことを約す時に使われます」
【プレーチェ】「寝所での愛してる、なんかの睦言にも使われるのですね」
【エトワール】「……そう言うことをさらっと言っちゃいけません、14歳……」



〜第二回〜


【エトワール】「第二回は、早速解説に移ります」
【プレーチェ】「早ッ!」
【エトワール】「だらだらしてたら退屈でしょう!
それでは、『神姫』内で用いられた文章を使って解説していきます」



rara yam lilincera ete tamd vam
(どうか あなたの傍に永久に いられます ように)




【エトワール】「『いのりのうた』の歌詞であり、誓詞としても用いられることの多い一文です」
【プレーチェ】「これはどういう構成なのですか?」
【エトワール】「最も基本的な構成となっています。ほとんど『祈詞』(イノリコトバ)とよばれる『意味を持つ単語』だけで構成されている文章です」
【プレーチェ】「接続詞とかは一切無しって事ですか?」
【エトワール】「そうですね。例外が一文だけありますが。
rara=どうか、yam=あなた(の)、lilincera=傍、ete=永遠に、永久に、tamd=いる、ある、と言う意味です」
【プレーチェ】「あ、例外って『vam』なのですね?」
【エトワール】「その通り!
『vam』は『祈詞』の後につける『下詞』(カシ)です。
〜しますように、〜であるように、と言う意味を持ちます。
ちなみに似た単語に『ciel』があります。こちらも『下詞』で、意味は同じですが、cielは主に神に望む願い、vamは人に対する願いに用いられることが多いです」
【プレーチェ】「へぇ、面倒くさいのですね!」
【エトワール】「そう言うこと言っちゃいけませんです……
この文の発音は、『ララ ヤム リィリィシ(ェ)ラ エト ティァンド ヴァム(ン、に近い発音)』です。
それでは、また次回!」




〜第三回〜



【エトワール】「それでは第三回も例文をあげて解説します」
【プレーチェ】「まだ続くのですか?」
【エトワール】「しぃっ! 興味ない人はシャカシャカ飛ばして下さいね! 
それでは今回の例文です」


sra yam mea ci herm exec kwear
あなたのために わたしは消えよう 闇の彼方へ



【プレーチェ】「……うわっ」
【エトワール】「な、何ですかそのうわって!」
【プレーチェ】「だってこれ……」
【エトワール】「良いのですよ、講座なんですから!
えーっと、まず『祈詞』を抜き出します。
yam=あなた(の)、mea=わたし(は)、herm=消える、失せる、exec=闇、kwear=向こう、彼方、遠くへ、です」
【プレーチェ】「『sra』と『ci』が『祈詞』じゃないんですね。『下詞』ですか?」
【エトワール】「惜しい。この二つは『上詞』(カミノコトバ)で『下詞』の反対の性質を持っています」
【プレーチェ】「読み仮名ややこしいのですね」
【エトワール】「シーッ! そ、それで、『上詞』は、『祈詞』の前につくことで意味を持ちます。
sraは〜のために(sra yamであなたのため)、ciは〜しよう。〜よう(ci hermで『きえよう』)という意味ですね」
【プレーチェ】「上詞はわりと短いものが多いのですね」
【エトワール】「そうですね。ちなみに読みは「スィラ ヤム ミィァ スィ ヒィルム エクセ(ク) クゥィア」です」
【プレーチェ】「ややこしいのですねー。だるいのですねー」
【エトワール】「そう言うこと言っちゃいけません……」






〜第四回〜

【エトワール】「今回は『祈詞』、『上詞』、『下詞』以外の言葉について説明しますよ」
【プレーチェ】「もう良いのですよ、飽きました」
【エトワール】「だーっ! じゃあ飛ばしなさい!
はぁ、はぁ……こ、このほかに『願詞』(ネガイコトバ)というものがあります。
例を挙げますと……」



measifaryam
わたしの最愛の人
far mi・a
愛しています




【エトワール】「こんな感じです」
【プレーチェ】「……複数の単語が組み合わさって、一つの単語になっているものですか?」
【エトワール】「ピンポンです! さすが初代アルグエッダの女神!」
【プレーチェ】「いや、そのくらい誰でも……」
【エトワール】「えー、まずは『measifaryam』。
これは、mea=わたし si=最も、最高に far=愛しい yam=あなたが組み合わさったものです。
このように、汎用性が高いものは一つの単語になってたりします。
文字の上では変わりませんが、発音が変わるのですよ。
通常だと、 ミィァ スィ ファ(ラ) ヤムですが、『願詞』形だと ミスィファリャムです」
【プレーチェ】「(流した……)」
【エトワール】「『far mi・a』は、far=愛しい、後半のmi・aは、ちょっと特殊な形式で、mea=わたしの短縮形miとドットを挟んでaで『わたしは〜しています』を言う意味を持ちます」
【プレーチェ】「何でドット入れるですか?」
【エトワール】「miには〜したまえと言う意味があるからです。mi aだとaしたまえと言う意味になって、通じません。ドットには前の文章、または後ろの文章が短縮形であると知らせる役割や、後の文との区別、そして後ろの文に特殊な意味を与える役割があります。この文章の場合は、ドットは三つの全ての役割を果たしています」
【プレーチェ】「……つまり、この文章の場合は、『mi・』でmiがmeaの短縮形である、と知らせる役割、後半の文章との区切りの役割、『・a』で〜していますと言う意味を持ってるですか?」
【エトワール】「そうです。ただの『a』には意味はありません。ドットを使用することで意味を持ちます。
同じ使い方をする単語に、『La・』があります。これは聖なる〜という意味の『上詞』です」
【プレーチェ】「……頭こんがらがってきました……」
【エトワール】「大丈夫です、中の人もです!」
【プレーチェ】「全然大丈夫じゃないじゃないですか!」
【エトワール】「それでは今回はこの辺で!」
【プレーチェ】「誤魔化すないのです! きぃーっ!!」




〜第五回〜


【エトワール】
「遂に最終回ですよ〜」
【プレーチェ】
「な、長かったのです……」
【エトワール】
「読んで下さる方が一番感じてると思うのですよ。
さて、最後は総集編! 神姫内で使われたうたの一つを、徹底して訳してみましょう!」
【プレーチェ】
「……うわぁ……」

rr yam fray ciglia uelria
(ああ、あなたはきっと悲しむでしょう)
kui aula ia lowlis mea
(その涙は私を凍らせる)
far mi・a yam
(あなたを愛しています)
yam aula vag ia falavi jia mea
(あなたに涙を流させてしまった私だけど)
rara rr rara
(どうか ああ どうか)
kui yalche tu phala yam yalche
(この命で あなたの命を繋ぐことを)
kuai tua cheledia tu yam sirara
(それを償いとして、あなたに捧ぐ事を)
rara celestia
(どうか お許し下さい)


【プレーチェ】「……」
【エトワール】「何で黙るのですか?」
【プレーチェ】「何でもないのですよ……もうつっこむのも疲れました……」
【エトワール】「へんなプレーチェさんですね! それでは早速解説に移ります!」
【プレーチェ】「(お姉ちゃん……プレーチェは今、試練を受けています……)」
【エトワール】「まずrr=ああ、などの感嘆詞 yam=あなた fray=きっと〜 ciglia=悲しみ、悲しむ uelria=するでしょう、したでしょう。frayとuelriaはセットで使われることが多いです。きっと〜するでしょう、と言う感じで。
発音は ルル(アを少し混ぜた発音……ラに近い感じ) ヤム フレ(ァ)イ スィグリア ウェーリィァです」
【プレーチェ】「次は……kui=その、あの、これ、aula=涙、ia=〜させる(上詞)、lowlis=凍る、凍てついた、mea=わたし、ですね」
【エトワール】「お、すごいですね! 勉強したですか?」
【プレーチェ】「基本は。特に『aula』はわたしたちの住む大陸の語源となったものですし」
【エトワール】「そうですね! わたしたちの住むこの唯一大陸、『リディアーラ』は、最上神リディアの落とした涙で出来ているという伝説がありますからね! ですから、ridia aula(リディア アウラ)でリディアーラ、なのですよ〜」
【プレーチェ】「発音は、「クゥィ アウラ ィァ ロゥリ(ィ)ス ミィァ」です」
【エトワール】「それでは続きまして、far mi・a yam。これは、『愛しています』のfar mi・aに、強調でyam(あなた)をつけたもので、「あなたを愛しています」の意です。まぁ、普通far mi・aと言ったら、『あなたを愛しています』という意味なのですが、あえて『あなた』を強調しているわけですね」
【プレーチェ】「ちなみに、「あなた」の代わりに人名を持ってくることも出来ます。結婚式の誓詞なんかは人名を使用するですよ。発音はファ ミ・ア ヤムです」
【エトワール】「次にyam=あなた aula=涙 vag=〜してしまった(上詞) ia=〜させる(上詞) 
falavi=流す jia=だけど、けれど mea=わたし。これは少し特殊な組み合わせです。
上詞同士を組み合わせて、〜させてしまった、と言う意味を持たせています。他にも下詞同士を組み合わせて違う意味を持たせるなど、色々な使用法があります。
発音は、 ヤム アウラ ヴァグ ィァ ファラヴィ ジィア ミィァです」
【プレーチェ】「次はrara=どうか rr=ああ(感嘆詞)ですね。発音はララ ルル ララです」
【エトワール】「で、kui=その、あの、これ、yalche=命 tu=〜をします。〜をする(上詞) phala=繋ぐ yam=あなた、yalche=命。ここって結構強引な繋げ方するんですよね。けど、結構融通聞くんですよ、古のことば」
【プレーチェ】「わぁ、都合の良い設定ですね(棒読み)」
【エトワール】「都合良くなきゃ使えないじゃないですか。はいはい、次々」
【プレーチェ】「……発音は、クゥィ ヤーチェ トゥ ファラ ヤム ヤーチェなのです……」
【エトワール】「そして、kuai=それ、あれ、これ tua=〜として(上詞) cheledia=償い tu=〜をします、〜をする yam=あなた sirara=〜に捧げる。
あ、kuiとkuaiってわかりやすいですよ。kuiがあの、この、その、で、kuaiがあれ、これ、それ、です」
【プレーチェ】「他にも、fiolet(フィオレット)で月女神、fioluna(フィオルーナ)で(神格化としての)月、luna(ルーナ)で(天体としての)月とか、似てますよね。紛らわしいとも言いますけど」
【エトワール】「発音はクゥァィ トゥァ シェレディア トゥ ヤム スィララですよ〜」
【プレーチェ】「(……無視されてないか?)」
【エトワール】「そして最後にrara=どうか celestia=お許し下さい、で、シメです!
発音はララ セレスティアです!」
【プレーチェ】「……長かった……!」
【エトワール】「本当に! ていうか読んでくれてる方いるんですかね!?」
【プレーチェ】「この際それは置いておくのです。終わったのです、良かったのです!」
【エトワール】「あはは、そうですねー」



【プレーチェ】「それでは、最後にご挨拶としましょうか」
【エトワール】「ですね! 愛しい我が君に捧ぐ言葉は、もう一つしかないです!」
【プレーチェ】「なのです! ……せーのっ!」

【プレーチェ】&【エトワール】「「far mi・a!!
 rara yam lilincera ete tamd vam mea priche!!」」



【プレーチェ】&【エトワール】「「ご静聴、ありがとうございました!」」






第二世界言語辞書(未完)

《祈詞》……それ一つで意味を持つ単語のこと。



rara(ララ)……どうか
mea(ミア、ミィァ)……わたし、わたしの
fale(ファーレ)……光、光ある
lumlia(ルムリア)……守る、加護
far(ファー)……愛しい
fara(ファラ)……愛する
yam(ヤム)……あなた、あなたの。
wedya(ワァドゥヤ)……全ての人、他人を指す。「何者も〜」という使い方。
wed(ワァド)……他の人。一人の他人を指す。
oll(オルル)……古い
gralia(グラリィァ)……どうしようもないほど。たまらなく。抑えられないほど。
volg(ヴォルグ)……祝福
chala(チャァラ)……望み、願い、
chalum(チャァルム)……望む、願う
ranueoft(ラニュォフト)……(望み、願いが)叶う
volgn(ヴォルグ(ン))……傷つける
sirara(スィララ)……〜に捧げる
aib(ァィブ)……そして
uu(ゥウ)……歌
lilincera(リィリィシェラ)……傍
clafimam(スィラフィマム)……幸せ
ete(エト)……永遠、永久
tamd(ティァンド)……いる、ある。
aula(アウラ)……涙
teaire(ティアレ)……(雪や氷の)輝き
lowlis(ロウリス)……凍える
zelg(ツェルグ)……賢者
toll(トール)……新しい
lean(リーン)……海
cedings(セディングス)……潮風
cide(スィデ)……軽やかな
zwein(ツヴェイン)……土地
laice(リース)……自然
venice(ヴェニス)……美麗な、美しい
yall(ヤル)……未知の
tesso(テッソ)……東方、東の
hyms(ヒュムス)……癒す
rhalk(ラーク)……救う
priche(プレィチェ)……祈る
exces(エクセ(ス))……連れる、連れてゆく
clant(クラント)……天上、神界
ii(ィイ)……神、神よ(呼びかけ)
celes(セレス)……守護
ws(ワズ)……あるいは
rr(ルル)……ああ(感嘆詞)
herm(ヒィルム)……消える、失せる
exec(エクセ(ク))……闇
kwear(クゥィア)……向こう、彼方、遠くへ
fiolet(フィオレット)……月女神
fioluna(フィオルーナ)……(神格化としての)月
luna(ルーナ)……(天体としての)月
felvog(フェ(ル)ボグ)……罪、罪の
csyale(シェーラ)……告白
yela(イェーラ)……恋
zalg(ザァルグ)……背く、背いた
fe(フィ)……それでも
zelgla(ツェルグラ)……知る、知っている
lagira(ラグィラ)……奪う
fray(フレ(ァ)イ)……きっと
ciglia(スィグリア)……悲しみ、悲しむ
kui(クゥィ)……その、あの、この
kuai(クゥァイ)……それ、あれ、これ
uelria(ウェーリィァ)……〜するでしょう、したでしょう
ia(ィァ)……〜させる(凍らせる、など)
falavi(ファラヴィ)……流す
jia(ジィァ)……だけど、けれど
yalche(ヤーチェ)……命
phala(ファラ)……繋ぐ
cheledia(シェレディア)……償い
celest(セレスト)……許し
celestia(セレスティア)……お許し下さい
aulas(アウラス)……泣く
tera(テラ)……堕ちる、墜落する、(意訳で)堕落する 
dia(ディァ)……失う
colwua(クロゥァ)……羽根
wedra(ワァドラ)……世界
fiam(フィアム)……色、色彩
ya(ヤ)……人、子
gyam(ジャム)……封印、封じる
dearam(ディアラム)……忘れる、忘却
cieg(スィエグ)……忌まわしき、忌み
wara(ワラ)……いずれ、いつか
vagya(ヴァグヤ)……滅びる、崩壊する、滅亡する、壊れる
holil(ホライル)……物語
filims(フィリムス)……留め置く、引き留める
meavel(ミィァヴェル)……乙女、少女
vela(ヴェーラ)……想い
ra(ラ)……さぁ!
phales(ファーレス)……運命
aa(ァア)……紡ぐ
fiolu(フィオール)……月光
iyl(イェル)……唱える
wrkyla(ゥラクィラ)……伝える、告げる
we(ウィ)……全て
arlala(アーララ)……のせる
cheriy(シェリィ)……歓喜、喜び
cherno(シェーノ)……笑う、笑顔
jeani(ジーニ)……だから
eno(ィノ)……最後、終わり、終焉
dy(ディ)……変化、変わる
leam(リーム)……出来る、可能
chetra(チェッラ)……魔法、奇蹟、素晴らしいこと
tarl(タール)……なのに何故、どうして、何故
nera(ネーラ)……まるで〜のように、〜みたいに
lang(ラング)……満ちる、満たされる、いっぱいになる、満足する
rarachera(ララシェラ)……引き替えに、代償に、代わりに




《上詞》……『祈詞』の前につくことで意味を持つ単語。




La・(・を必ず含む)(ラ)……聖なる
mi(ミ)……〜したまえ(ex.「mi lumlia」……守りたまえ)
si(スィ)……最も、最高の、最上の。(ex.「si far」……最愛)
chelil(チェリル)……溢れ出でる〜。
ni(ニ)……〜を。省略されることも多い。
sra(スィラ)……〜のために。(ex.「sra yam」……あなたのため)
ci(シィ)……〜しよう。〜よう。(ex.「ci volgn」……傷つけよう)
tu(トゥ)……〜をします。〜をする。(ex.「tu csyale」……告白する)
vag(ヴァグ)……〜してしまった。(ex.「vag yela」……恋してしまった)
cia(シィア)……〜である(ex.「cia ii」……神である)
guil(グゥィル)……〜したい。(ex.「guil yela」……恋したい)
rave(レーヴェ)……〜しないで(ex.「rave yela」……恋しないで)
tua(トゥア)……〜として(ex.「tua cheledia」……償いとして)
ce(シェ)……〜こそ、〜こそが。
ti(ティ)……〜すべき、すべきである
gul(グゥル)……〜なら、ならば
rela(レラ)……〜しか、〜するしか、〜だけ
forn(フォーン)……〜して下さい、〜することを望む
lr(ラー)……〜より、〜よりも
fu(フー)……〜だと、と




《下詞》……『祈詞』の後につくことで意味を持つ単語。




ciel(シェル、シエル)……〜しますように、〜であるように(ex.「lumlia ciel」……加護がありますように)
vam(ヴァム(ン、に近い発音))……同上。cielは主に神に望む願い、vamは人に対する願いに用いられることが多い。
fade(ファード)……〜でない(否定)(ex.「voign fade」……傷つけることがない)




《願詞》……上に当てはまらない、特殊な形態を持つ単語。




measifaryam(ミスィファリャム)……私の最も愛しい人。最愛の人。
far mi・a(ファー ミ ア)……愛しています
far y・a(ファー ヤ)……愛しい子